その話は本当か?○○無料や思わせぶりな言葉に注意
<はじめに>
以前の現場で、かなりひどい手抜き工事を見たことがあります。
結局、数年経過してから全面やり直しとなりました。
その時、施工者とは連絡が取れず、施主さんは通常の倍ほど費用が掛かってしまいました。
今回は、本業の技術的情報コラムではなく、その話は本当か?って感じる事について考えていきたいと思います。
<○○無料>
契約や、売買の前の○○無料は、本当の事が多いです。
コーヒー無料や見積もり無料。
会社は、その費用は、どこから捻出するのでしょうか。
企業は物を売ったり、サービスを提供したりして、報酬を得ます。
報酬が無いと、従業員に給料を払えないし、会社も維持できません。
無料サービスと言っても結局は経費として、商品やサービスに転嫁されています。
○○無料は常識の範囲内、経費の範囲内ですることが普通です。
それを超えての無料サービスには、裏があると考えた方が良さそうです。
前述の手抜き工事は、無料分の費用を手抜き工事で補った事例でした。
そのほかにも、見積もりの項目や単価を調整して、トータルで、通常工事額にしている事もあります。
その両方をされると、最悪です。
世の中の人はタダ働きでは、生きていけないことを踏まえて、冷静に判断をしてほしいです。
<思わせぶりな言葉>
違うような商売でも似たような商売方法をしている事があります。
いろいろ調べていて気が付いた事です。
参考としてご覧ください。
「商売の仕方を教えます」って感じのやり方があります。
商品を納入したり、やり方のセミナーを受けてくださいとかで、その企業は利益を上げます。
いろいろな条件がそろえば、本当にうまい商売ができるでしょうが、大半の人が継続をあきらめるような気がします。
本当に良い商品や、サービスでも、簡単に成功はできないと思います。
その企業にとってのお客さんは誰か?
それは、商売の仕方を教えてもらおうと考えている人です。
エンドユーザーではありません。
お客さんである以上お金を払わないといけないです。
予想される収入と予想される支出を天秤にかけて、思わせぶりな言葉には注意してください。
<それとこれとは関係あるの?>
関係のないことをつなぎ合わせて営業する方法があります。
営業以外でも、そういう事が世間に溢れているので、違和感が無くなってきています。
極端な例でいうと、このツボを買わないと不幸になるとかです。
具体的にはいろいろあるのですが、ここで書くのは止めておきます。
本当に身近な問題なので、よくよく注意する必要があります。
それとこれとは因果関係があるのか、よく考えます。
<まとめ>
今回のコラムは、いろいろなことで失敗しないようにと思い書きました。
・○○無料は実は有料
・その企業にとって、本当のお客は誰ですか?
・あたかも関係があるように言ってない?
あくまで私の意見です。
参考にしてください。
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