リフォーム工事における設計事務所の上手な使い方
複数社の見積もりを比較し、施工者を決定する リフォーム工事において、設計事務所を使うと、お得になるという提案です。
何社かに見積もりをしてもらったが、内容がバラバラで、実際、「どの会社がコストパフォーマンスが良いかの判断が付かない」 って事があります。
安いだけ、良い仕様だけど高すぎるなど、判断を間違える事がおこる事があります。
そこで、あらかじめ、見積用の図面や、工事の仕様ををまとめた物を作成し、それに基づいて、見積もりを実施してもらうのです。
値段や、会社の評判などを考慮して、適切に判断する事ができます。
その、見積用図面や仕様書を作成するのが、設計事務所です。
***設計事務所に頼んだ費用だけ、トータルコストが高くなるのでは?***
リフォーム会社、地元の大工、大手会社、どこで、リフォーム工事を発注しても、「どのようにするか」を決める必要があります。
これが設計です。
このために各社は、図面を書いたり、仕様書を作成したり、色々な費用が発生します。
当然ながら、仕事である限り、「サービス」や「無料」と言っても、どこか他の所に、費用が加算されています。
その費用が、設計事務所に置き換わるだけなので、総合的には、費用は変わらないです。
更に、同じ条件下での見積合わせでは、競争が生じるので、設計事務所を利用した場合の方が、お得になると考えます。
***施工者決定後の流れ***
基本的には、リフォーム工事の場合、信用できる施工者が決まれば、その人に頼る事が良いように思います。
なぜならば、設計変更や思わぬ個所の補修が必要であったり、臨機応変が求めらるからです。
当然、その都度費用の決めをする事が、必要です。
重要1:施工者の選定は慎重に。費用と共に、評判なども考慮してください。特に営業の人柄は、全く関係ないので要注意です。(都合が悪くなったらいなくなる事例を良く聞く)
重要2:工事中の監理を設計事務所に頼むと、別途費用が発生するので、コストが高くなります。
新築ならば、設計監理は建築士の免許を持った者にしてもらう必要がありますが、リフォーム工事ならば、一般的に法律上の決まりはないです。
ただし、監理を依頼する場合、施主側目線で専門家が見守るので、欠陥工事等は少なくなるメリットはあります。
以上の様な事で、業者選定までに、設計事務所を利用するメリットは、大きいと思います。
コストパフォーマンスが向上すると思います。
いつも頼んでいる、信用できる施工者さんがいるのであれば、この限りではありません。
ちなみに、近所であれば、当社でも施工できますので、設計共々、よろしくお願いします。