もくじ

1.はじめに

2.オンライン相談の特徴

3.手順と目的

4.まとめ

 

1.はじめに

新型コロナウィルスの流行を受けて、オンラインでの会議が増えてきました。

接触回数を減らす目的で始まったことですが、使用者が慣れてくると共にメリットが認識されるようになってきました。

業種によっては、パソコンの遠隔操作を活用して、業務を行う事もあります。

遠方でもお話しできるものの、どのように活用すれば良いのか、不明な所が多くあると思います。

今回は、ZOOMの多人数無料時間内(約30分)で、どのような手順でどのような内容をオンライン住宅相談すれば良いのか考えていきます。

 

2.オンライン相談の特徴

オンライン住宅相談でのメリットとデメリットを整理します。

<メリット>

・距離に関係なく相談ができる。

・移動時間が無いため、時間に余裕ができる。

・費用が掛かる場合、移動時間短縮分の費用が安くなる。

・あらかじめ資料の整理をするため、無駄のない相談ができる。

<デメリット>

・現地調査が必要な場合、遠方では、対応できない場合がある。

・細かい意味や感覚が分かりにくい。

・資料を見ながらの打ち合わせの場合、複数の機器が必要。

・機器の操作が必要になる。

 

オンライン相談では資料がある場合、予め送付し、情報共有をすると、内容のあるお話になると思います。

依頼などの問い合わせも、メールなどで行う方が良いでしょう。

また、回答できない事もあるので、理解が必要です。

例)どこのハウスメーカーが良いですか?

等です。

 

建築の免許は持っていても、メーカー評価の専門家では無いからです。

参考として、主催側がどういう目的でオンライン相談をするのか考えます。

・知名度、信用の向上。

・自身の経験知識の向上のため。

・その後、オンライン業務につなげるため。

・新規顧客の獲得の可能性があるため。

いわゆる信用を付けるために無料相談をしている業者か、その後の有料コンテンツに誘導する業者かを観察して、目的に合った方を選ぶと良いでしょう。

 

 

3.手順と目的

建築相談の場合の手順は次の通りです。

 

①資料・状況説明・質問内容を事前にメールします。

建築の場合、法律や構法、地域性など事前に調査をする必要があります。

状況などが判らない場合、希望に添えない可能性が高いです。

 

②オンライン相談の実施します。

改めて相談の内容や状況を聞きます。

予め調べた内容や改めて聞いた内容の意見をお話しします。

2~3回の相談が無料の場合があります。

 

③必要であれば、その後の作図や資料作成を依頼する。

有料になる事が多いです。

 

オンライン相談の目的は何でしょう?

 

A.目的を達成するための方法がわからない。

目的を達成するための方法をお伝えします。

誰に聞けばよいのか、どこで調べたら良いのか等です。

費用はどの程度か、時間はどの程度かかるのかも概略で御答えできるかもしれません。

 

B.問題がありそうだがそれが何かがわからない。

専門家から見た問題点を洗い出します。

問題点の整理の手伝いをします。

解決するための手順や方法をアドバイスします。

 

C.自分の考えを肯定するために意見を聞きたい

専門家の中で、一般的に言われていることをお伝えします。

*基本的には、お役に立てません。

 

4.まとめ

セキュリティーに不安がある場合、Gメールなどを取得して相談する方も多いと思います。

ただ、有料の場合は、色々と制約が発生しそうです。

今までから、メール等によるオンライン相談はありました。

しかし、文章にする手間や、伝わりにくさがありました。

一方、従来通りの対面による相談は、距離の問題から狭い地域範囲でした。

ここで書いたオンライン相談は、両方の欠点を補うこれからの相談方法になると思います。

まだ、始まったばかりの方法なので、ノウハウはあまりありませんが、皆様の問題などを解決できるように 努力をしていきます。