KF様邸の改修工事も大詰めとなってきました。

今回は、システムキッチン(パナソニック)の組み立てです。

最近は、水回り商品(システムキッチン、ユニットバス、洗面台)をパナソニックにすることが多いです。

 

 だいぶ前ですが、ヤマハが好きで、良く選んでいました。

デザインが良くて、塗装が良くて、浴室にスピーカー標準装備なんて洒落たメーカーでした。

しかし、ヤマハが撤退し、今は売っていないです。(トクラスが引き継いだらしい)

その後、仕入れの加減でいろいろ変わり、今に至ります。

 

 そのパナソニックの施工屋さん、腕が良いです。

今回の現場もコンクリート住宅なので、梁型があるため収納部分の加工が必要でしたが、見事に収めてくれました。

本当に良かったです。

レンジフードも梁部分の加工可能品にしました。

 

 今回のキッチンリフォームは、対面キッチンとしました。

本当は、アイランドキッチンの方がおしゃれで好きなのですが、費用の関係でこのようになりました。

後ろの収納とキッチンの間は80cmとしました。

部屋全体のスペースの問題、窓の位置の問題から、最小寸法でのセッチングです。

 

 キッチンは普通の壁付け用の物なので、カウンターを作ります。

キッチンと反対側は、この時点では石膏ボードを貼っていません。

配線などの問題があった時に対処できるようにです。

今回は、キッチンパネルは大工さんに施工してもらいました。

当然ながら、配管、配線は、あらかじめ施工してあります。

 

 カウンターの前の天板幅は30cmとしました。

大皿の寸法に合わせました。

食器の片付けや、料理の一時置き場、食材の仮置き場など、使い勝手は良いと思います。

カウンターの裏側にはコンセントを設けています。

ホットプレート用コンセントです。

IH器具を使って鍋もできます。

後日、ウレタン塗装をして、仕上げます。

 

 システムキッチンは、据え置き型キッチンと違い、現地で組み立てます。

部材の点数も結構多いです。

水平などを確認しながら慎重に作業します。

排水口取付後には、漏れが無いかをチェックします。

給水・給湯配管のつなぎ込みは、設備屋さんの仕事です。

今のキッチンは、収納を良くするため、配管が見えないような構造となっています。

しかし、メンテナンスも大切なので、引き出しの奥のカバーを外すと簡単に配管がでてきます。

本当によく考えてあります。

 

 システムキッチンの組み立て完成するまで、1日、まるまるかかりました。

細かく丁寧に組み立てるので、時間がかかります。

組み立て後は検査をしました。

扉の調整具合・傷等を確認します。

水平については施工中に検査をしました。

当然ながら合格でした。

 

 そして、傷がつかないように養生をします。

段ボールで隙間なくです。

養生テープもノリが残らない物を使用します。

内装が終わった時点で開封です。

 

 本当に最近のシステムキッチンは収納が多くて使いやすそうです。

その分、慎重に丁寧に組み立て施工されます。

特に引き出しが多いため、水平には気を使っていました。

 

 後日必要であれば、取り扱い説明にメーカーの人に来てもらいます。

特に、オーブンレンジの使い方は難しそうです。

 

 

 

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ゆうけい建築事務所