この前、成功事例として見に行った古民改修の話です。

ちょっと否定的なことを言うので、具体的なことは避けます。

用途変更をするのだけれども、構造強度については、耐震診断の0.7相当にしたらしいです。

まず、基本的な考えがそれでよいのか、基礎を触らないらしいですが、そんなことができるのか、少し疑問でした。

<過去の当社耐震補強例>

用途変更などをして、商売などに使うのであれば、耐震診断の1.0以上(一般的に耐震補強で、補助金がもらえるレベル)にしたほうが良いと思います。

施主様が直接住む本当に古い家では、耐震診断の基準にこだわらない、ある程度強くするという事が、私の経験上では最も多いです。

その場合、今度は、制振ダンパーなどを採用してみたいと思っています。